2006-04-28
Take me to the River
連休前とは言え、徹夜はあまりするもんじゃないですね。(挨拶)
ちょっと巡回先でみつけたエントリ。
http://d.hatena.ne.jp/watapoco/20060427/p1
「男と女の間には、深くて長い河がある」と歌っていたのは野坂昭如先生ですが、
男には女のことは分からないし、
多分女にも男のことはわからないでしょう。
男同士でも、多分相手の全てを理解するなんて不可能だし、
おそらくは女同士でもそうじゃないかと。
女の人が訳知りに言う「男なんて単純だから」というのは、
自分の知りうる範囲だけでの感想に過ぎないし、
「なぜ単純なのか」という問いには多分答えられないかと。
>私の会ったあの人達は、そんなにも深い断絶を感じつつ、
>私と接してくれていたのか。
よく感じます(笑)。感じつつも、それが当たり前だとも知っているので、
”そういうものさ”という諦観で生きています。
まぁ、広い世界の中で知りうる範囲で知り合った女の人を、
少しづつでも理解しようとして、徒労と諦観を繰り返しながら
狭い世間の中をのたくっているのが男なんじゃないかな、と思ってみたり。
・・・バカですよね。
という事で、仕事してる間に発売してた、
西原理恵子の「毎日かあさん」3巻と小田扉「団地ともお」7巻と
太田垣康男「Moonlight Mile」12巻と星野之宣「Pilots」
その他諸々を読むことにします。酒飲んだりしながら。
余談ですが、野坂昭如先生の「バージンブルース」や、「星の流れに」
とか「リボンの騎士」とかをカバーした戸川純のアルバム「昭和享年」は
そろそろ再発売してくれないものか。
ちょっと巡回先でみつけたエントリ。
http://d.hatena.ne.jp/watapoco/20060427/p1
「男と女の間には、深くて長い河がある」と歌っていたのは野坂昭如先生ですが、
男には女のことは分からないし、
多分女にも男のことはわからないでしょう。
男同士でも、多分相手の全てを理解するなんて不可能だし、
おそらくは女同士でもそうじゃないかと。
女の人が訳知りに言う「男なんて単純だから」というのは、
自分の知りうる範囲だけでの感想に過ぎないし、
「なぜ単純なのか」という問いには多分答えられないかと。
>私の会ったあの人達は、そんなにも深い断絶を感じつつ、
>私と接してくれていたのか。
よく感じます(笑)。感じつつも、それが当たり前だとも知っているので、
”そういうものさ”という諦観で生きています。
まぁ、広い世界の中で知りうる範囲で知り合った女の人を、
少しづつでも理解しようとして、徒労と諦観を繰り返しながら
狭い世間の中をのたくっているのが男なんじゃないかな、と思ってみたり。
・・・バカですよね。
という事で、仕事してる間に発売してた、
西原理恵子の「毎日かあさん」3巻と小田扉「団地ともお」7巻と
太田垣康男「Moonlight Mile」12巻と星野之宣「Pilots」
その他諸々を読むことにします。酒飲んだりしながら。
余談ですが、野坂昭如先生の「バージンブルース」や、「星の流れに」
とか「リボンの騎士」とかをカバーした戸川純のアルバム「昭和享年」は
そろそろ再発売してくれないものか。
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2006-04-24
Moonlight Drive
という訳で、少しデザイン変えてみました。
月には妖しい魅力があることは、別に古典を紐解いたりするまでも
ないことですが、なぜ人は月に魅せられるんでしょうね。
ある人は、太陽に自分の未来を、月に今までの自分の姿を
投影している、と言ってましたが、確かに月を見ると、
過ぎ去った想いを、言えなかった言葉を
思い出したりすることがあります。
”LUNA”という言葉にネガティブな意味もあるのは
思い出したくない過去も時として思い出してしまうからなのかもしれません。
ブルーハーツの「ラインを越えて」という曲に、
”あのとき、ああすればもっと、今より幸せだったのか
あのとき、ああ言えばもっと、今より幸せだったのか”
というフレーズがありまして、普段歌詞をあまり聞かない
筆者も思わず胸が締め付けられたことがありましたが、
同じように色んなことを想起させるからなのでしょうね。
月をモチーフにしたコミックスでお薦めを、と言われたら、
星野之宣の「月夢」と「残像」、「豊饒の海」の各短編かな。高校生の時に読んで、
いたく感動した記憶があります。
集英社文庫「MIDWAY」宇宙編・歴史編にそれぞれ所収。
月には妖しい魅力があることは、別に古典を紐解いたりするまでも
ないことですが、なぜ人は月に魅せられるんでしょうね。
ある人は、太陽に自分の未来を、月に今までの自分の姿を
投影している、と言ってましたが、確かに月を見ると、
過ぎ去った想いを、言えなかった言葉を
思い出したりすることがあります。
”LUNA”という言葉にネガティブな意味もあるのは
思い出したくない過去も時として思い出してしまうからなのかもしれません。
ブルーハーツの「ラインを越えて」という曲に、
”あのとき、ああすればもっと、今より幸せだったのか
あのとき、ああ言えばもっと、今より幸せだったのか”
というフレーズがありまして、普段歌詞をあまり聞かない
筆者も思わず胸が締め付けられたことがありましたが、
同じように色んなことを想起させるからなのでしょうね。
月をモチーフにしたコミックスでお薦めを、と言われたら、
星野之宣の「月夢」と「残像」、「豊饒の海」の各短編かな。高校生の時に読んで、
いたく感動した記憶があります。
集英社文庫「MIDWAY」宇宙編・歴史編にそれぞれ所収。
2006-04-22
ストップ・メイキング・センス
なんかこのブログ、楽しい話をあまり書いていないので、
筆者は鬱屈した生活しかしていないように見えるかもしれません。
そこで、たまには楽しかった話を。昔話なのはまぁアレですが。
4月17日のテキストで、フランス人の知り合い、と書きましたが、
当時バス通勤していた筆者は、彼以外にルーマニア人夫婦やメキシコ人の留学生達と通勤途中の
バスで知り合いになり、
毎日英語と日本語とスペイン語がチャンプルーな状態で四方山話してました。
で、ある日夜に皆で食事に行くことになり、行き先は彼等に任せてみたところ、
駅から数分歩いて着いたところがラーメンのチェーン店。
日本に来て一番気に入った食べ物がラーメンだったそうで、
その店で皆でラーメン食べながら、筆者の持参したチェキで
バカ写真撮りながらラウンジ席で大騒ぎしてました。
すごく楽しかったけど、お店の人ゴメンナサイでした。
その後浴衣着たプーさん人形プレゼントしたり、日本未発売の曲のMD貰ったり、
貴重な経験ができた、というか、単純に楽しかった夜でございました。
そもそも彼等と最初にバスで話したとき、最初の会話が、「何読んでるの?」
だったのですが、その時持ってた本が、
筆者「ブルクハルトの解説本」と
フランス人「中世日本木造建築解説書」ってどうよ。
つか、日本人より日本の古典に詳しいフランス人って、単純に偉いと思う。
今なら「蟲師」でも読め、って言ってると思うけど。
筆者は鬱屈した生活しかしていないように見えるかもしれません。
そこで、たまには楽しかった話を。昔話なのはまぁアレですが。
4月17日のテキストで、フランス人の知り合い、と書きましたが、
当時バス通勤していた筆者は、彼以外にルーマニア人夫婦やメキシコ人の留学生達と通勤途中の
バスで知り合いになり、
毎日英語と日本語とスペイン語がチャンプルーな状態で四方山話してました。
で、ある日夜に皆で食事に行くことになり、行き先は彼等に任せてみたところ、
駅から数分歩いて着いたところがラーメンのチェーン店。
日本に来て一番気に入った食べ物がラーメンだったそうで、
その店で皆でラーメン食べながら、筆者の持参したチェキで
バカ写真撮りながらラウンジ席で大騒ぎしてました。
すごく楽しかったけど、お店の人ゴメンナサイでした。
その後浴衣着たプーさん人形プレゼントしたり、日本未発売の曲のMD貰ったり、
貴重な経験ができた、というか、単純に楽しかった夜でございました。
そもそも彼等と最初にバスで話したとき、最初の会話が、「何読んでるの?」
だったのですが、その時持ってた本が、
筆者「ブルクハルトの解説本」と
フランス人「中世日本木造建築解説書」ってどうよ。
つか、日本人より日本の古典に詳しいフランス人って、単純に偉いと思う。
今なら「蟲師」でも読め、って言ってると思うけど。
2006-04-22
Every little Things does it Magic
コミックス買いまくってみました。活字もありますが。
南條範夫+山口貴由「シグルイ」6巻
子供が見たらトラウマになると思う。ここに描かれる武士道には
「品格」なんてものは微塵もありません。
佐藤大輔+伊藤悠「皇国の守護者」3巻。
圧倒的勢力に立するに智謀を以ってする敗軍の将。
山田芳裕「へうげもの」2巻。
信長様ステキすぎ。
兵頭二十八+別宮暖朗「大東亜戦争の謎を解く」
情緒に流されずに分析することは大事ですね。
サラ・イネス「誰も寝てはならぬ」五巻。
ゆるーい大阪人のマッタリライフ。
あと、百鬼夜行抄とか諸々。読みまくってみます。
南條範夫+山口貴由「シグルイ」6巻
子供が見たらトラウマになると思う。ここに描かれる武士道には
「品格」なんてものは微塵もありません。
佐藤大輔+伊藤悠「皇国の守護者」3巻。
圧倒的勢力に立するに智謀を以ってする敗軍の将。
山田芳裕「へうげもの」2巻。
信長様ステキすぎ。
兵頭二十八+別宮暖朗「大東亜戦争の謎を解く」
情緒に流されずに分析することは大事ですね。
サラ・イネス「誰も寝てはならぬ」五巻。
ゆるーい大阪人のマッタリライフ。
あと、百鬼夜行抄とか諸々。読みまくってみます。
2006-04-20
The Crystal Ship

本日、4月20日は鈴鹿サーキットで転倒し、入院していた加藤大治郎選手が
亡くなって3年になります。
あの事故の日、鈴鹿にレースを見に行っていました。
2コーナー付近で見ていたので、転倒のことはアナウンスされ、
ドクターヘリが飛び立っていったのも見ていたのですが、
まさかあんな重傷で、その後あんなことになってしまうなんて、
あの時は微塵も思っていませんでした・・・。
彼とは一度だけ話をしたことがあります。普段は小柄で、無口な少年が
別人の様に素晴らしい技術で走り抜ける姿は、本当に魔術のようで。
彼が所属していたイタリアのチーム・グレシーニは、今も彼のゼッケン”74”を
サイトに付けてくれています。
http://www.gresiniracing.com/
多くの人々が彼を忘れていない。本当に嬉しいです。
いつか彼の名を冠した、イタリアのミサノサーキット前の
“viale daijiro kato”に行ってみたいです。
http://www.daijiro.net/information/050309.html
彼は最後まで走り続け、自分は今も二輪に乗り続けています。
死の翼は誰の隣にもすぐ近くにあり、それを確認するために
ずっと乗り続けているのかもしれないな、と感じながら。
2006-04-18
逢引の森で

フォッシルのフィリップ・スタルクモデルの時計が好きです。
これ以外にもあと二つほどあります。
あと、プーマbyスタルクの靴も持っていたり。
アプリリアのmoto6.5はさすがに持っていないですが、というか、日本で
何台売れたんだ?アレ。
で、スタルクといえば、東京丸の内にあるジャン・ポール・ゴルティエ路面店の
デザインを手がけたことでも知られて?いますが、
そのゴルティエさん、オンワード樫山と契約終了して、日本でのライセンス品が
今期春夏で終わるそうです。
インポートも良いのですが、さすがに毎回ジャケットにン十万はかけられないので、
そうそう買えません。
「装苑」読者はさておき、と無責任に書いてみたり。
それで、知り合いのショップもゴルティエさんだけでなく、他のも併売するように
なるらしいのですが、先日、何を置くのが良いか聞かれました。
反射的に、「キャサリン・ハムネット」と答えたのですが、果たしてどうなることやら。
というわけで、一つ仕事が片付いたので、個人的に打ち上げ。
アイリッシュパブでギネスとバスペールとカクストリングス飲んで、
フィッシュ&チップス食べてみました。
今の時期はラガーよりエールビールの方が美味だな、と。
しばらく前に買ったまま放置してあった石持浅海「扉は閉ざされたまま」
読みました。05年「このミス」2位だそうな。
スイスイ読めます。「DEATH NOTE」が好きな人には受けるんじゃないかと。
2006-04-17
Love Her Madly
「『離人症』っていうのかなぁ、自分の横に立ってる気分。」
「なんか、ここで仕事してる自分がホントに自分なのか、って気がする。」
という彼女の言葉は、切実なだけにどこか芝居のようで。
”それは、あまり考えすぎても迷宮入りするだけだから、
意味の無い問答はしなくてもいいよ。”と答えて。
”自分は一人しかいないんだから、もしそこにいても、
もう一人の自分を見て楽しむくらいでいいよ。”と言ってみる。軽く。
人の心のありようは、ちょっとした事でぬばたまの闇に沈むこともあれば、
世界最強を公言したくなるくらいに高揚することもあるもので、言葉で人が救えるならば、
それが愛でなくても、恋でなくても、飾り立てた言葉を
オブラートに包んで発してみたりしてみるもので。
「ねぇ、あと10年したら離婚するから、その時まだ結婚してなかったら結婚してくれる?」
”いいけど、その時は多分キミにはもっとイイ男がいるだろうから用無しだよ。まぁ、でもありがとう。”
”でもこれって、まるで離婚する夫婦みたいな会話だよね。”
フランス人なら、もっと上手く表現してるんだろうな。
彼らはもっと真剣に軽い会話をしてるのだろうけど。
昔知り合いだったフランス人は村上春樹オタだったことはおいといても。
という訳で、こういう時に読むのは、
フレデリック・ポワレ+高浜寛「まり子パラード」(太田出版)。
フランス人の彼と日本人の彼女の江ノ島旅行記。
ジャームッシュの映画が好きな人にはいいかもしれない。
「なんか、ここで仕事してる自分がホントに自分なのか、って気がする。」
という彼女の言葉は、切実なだけにどこか芝居のようで。
”それは、あまり考えすぎても迷宮入りするだけだから、
意味の無い問答はしなくてもいいよ。”と答えて。
”自分は一人しかいないんだから、もしそこにいても、
もう一人の自分を見て楽しむくらいでいいよ。”と言ってみる。軽く。
人の心のありようは、ちょっとした事でぬばたまの闇に沈むこともあれば、
世界最強を公言したくなるくらいに高揚することもあるもので、言葉で人が救えるならば、
それが愛でなくても、恋でなくても、飾り立てた言葉を
オブラートに包んで発してみたりしてみるもので。
「ねぇ、あと10年したら離婚するから、その時まだ結婚してなかったら結婚してくれる?」
”いいけど、その時は多分キミにはもっとイイ男がいるだろうから用無しだよ。まぁ、でもありがとう。”
”でもこれって、まるで離婚する夫婦みたいな会話だよね。”
フランス人なら、もっと上手く表現してるんだろうな。
彼らはもっと真剣に軽い会話をしてるのだろうけど。
昔知り合いだったフランス人は村上春樹オタだったことはおいといても。
という訳で、こういう時に読むのは、
フレデリック・ポワレ+高浜寛「まり子パラード」(太田出版)。
フランス人の彼と日本人の彼女の江ノ島旅行記。
ジャームッシュの映画が好きな人にはいいかもしれない。
2006-04-13
My eyes have seen you

自然にそこに在るのも桜だし。
誰かがそこに置いたのも桜です。
花見をしている暇もない状態のうちに、結構な量の雨が降り、
今年の桜にさようなら、な状態だったことに気づいた今日この頃です。
で、地下鉄も高校生や大学生や新入社員であふれかえり、駅の階段が渋滞する時期ですね。
5月の連休まではこんな感じでいくんでしょうけど。
休みの日には春の海でも見に行きたいな、と思ったりもしますが、
実際は混沌と怠惰の海に沈んでしまうんだろうなぁ・・・と自虐的になってみたり。
読んでみた本。
記伊 孝「犯罪交渉人 峰岸英太郎」5巻。
某TVドラマの映画版よりずっと前からシリーズ連載していた作品の完結版。
コミュニケーションを行うことが任務の交渉人が、ディスコミュニケーションの総本山たる
カルトを相手にしたとき、どう対峙するか、が今回のというか前回からのお題です。
面白うございました。
橋本治「乱世を生きる市場原理は嘘かもしれない」
経済学の本ではありません。市場経済について思うところをそこはかとなく表現してみた本
というくらいが適当かも。文体に癖があるので、ダメな人にはダメなんだろうなぁ。
まぁ、世の中にはジョイスの「フィネガンズ・ウェイク」とか読む人だっているんだから、
これくらいどうという事もないかもしれないな、と。
2006-04-12
まぼろしの世界
三浦展:編「脱ファスト風土宣言」
「下流社会」がベストセラーになった三浦氏の04年の著作「ファスト風土化する社会」の続編。
大型ショッピングモールや郊外型ショップの拡充、道路交通網の整備の結果、
全国で画一化してしまった社会の再生に関する提言集。
都心の再生を目指す「街育」がテーマ。
確かに、ショッピングモールを最初に訪れた時はワクワクしますが、
じきに慣れてしまうと、平板化してしまうような。
東京ならば下北沢や上野や中野のような、名古屋ならば大須や今池、
京都なら河原町、金沢ならば武家屋敷周辺のような、
迷宮に迷い込んだような町は魅力的です。
迷宮を彷徨う、ポランスキーの映画「フランティック」におけるパリのような、
「ブレードランナー」におけるL.A.のような、
「第三の男」のウィーンのような。
あるいは返還前の香港のような魔都、イスタンブールのバザール周辺の混沌こそが、
都市の本質的な魅力なんじゃないかな、と思わせる本です。
実際書いてあることはもっと健全なんですが。
でもまぁ、実際観光で都市に出かけるのは、そのワクワクを求めに行ってるんじゃないかと
断言しちゃいます。
え、大阪は・・・スミマセン、分かりません。
で、ワクワクついでにもう一冊。
高橋葉介「夢幻紳士・逢魔編」
一軒の料亭の座敷で展開する百物語。妖艶な筆で語られる絵巻。
前刊の「幻想編」とセットでお薦め。
「下流社会」がベストセラーになった三浦氏の04年の著作「ファスト風土化する社会」の続編。
大型ショッピングモールや郊外型ショップの拡充、道路交通網の整備の結果、
全国で画一化してしまった社会の再生に関する提言集。
都心の再生を目指す「街育」がテーマ。
確かに、ショッピングモールを最初に訪れた時はワクワクしますが、
じきに慣れてしまうと、平板化してしまうような。
東京ならば下北沢や上野や中野のような、名古屋ならば大須や今池、
京都なら河原町、金沢ならば武家屋敷周辺のような、
迷宮に迷い込んだような町は魅力的です。
迷宮を彷徨う、ポランスキーの映画「フランティック」におけるパリのような、
「ブレードランナー」におけるL.A.のような、
「第三の男」のウィーンのような。
あるいは返還前の香港のような魔都、イスタンブールのバザール周辺の混沌こそが、
都市の本質的な魅力なんじゃないかな、と思わせる本です。
実際書いてあることはもっと健全なんですが。
でもまぁ、実際観光で都市に出かけるのは、そのワクワクを求めに行ってるんじゃないかと
断言しちゃいます。
え、大阪は・・・スミマセン、分かりません。
で、ワクワクついでにもう一冊。
高橋葉介「夢幻紳士・逢魔編」
一軒の料亭の座敷で展開する百物語。妖艶な筆で語られる絵巻。
前刊の「幻想編」とセットでお薦め。
2006-04-12
由来カナイ
ベタですみません。
タイトルの由来ですが、筆者ハンドルの元ネタ、80年代の
モーターサイクルロードレース界の偉大な選手、エディ・ローソンさんの
セリフから取ってます。
現役時代、「ステディ・エディ」と呼ばれて、勝てるときには確実に勝利を、
無理な時には堅実に得点を稼ぎ、4度の世界選手権総合優勝をした選手でした。
でも実は、その堅実かつクレバーな試合運びと裏腹に情熱的な心を秘めている人で、
現役生活の最後の年に、ヤマハやホンダのマシンと比べて
数段劣るイタリア製のカジバというマシンに乗り、全力でアタックし続け、
最後に雨からドライの難しいコンディションの中優勝するという
職人芸を見せてくれた人です。
その志を愛でて、現状に満足しないようにという自戒をこめつつ、付けてみました。(偉そう)
タイトルの由来ですが、筆者ハンドルの元ネタ、80年代の
モーターサイクルロードレース界の偉大な選手、エディ・ローソンさんの
セリフから取ってます。
現役時代、「ステディ・エディ」と呼ばれて、勝てるときには確実に勝利を、
無理な時には堅実に得点を稼ぎ、4度の世界選手権総合優勝をした選手でした。
でも実は、その堅実かつクレバーな試合運びと裏腹に情熱的な心を秘めている人で、
現役生活の最後の年に、ヤマハやホンダのマシンと比べて
数段劣るイタリア製のカジバというマシンに乗り、全力でアタックし続け、
最後に雨からドライの難しいコンディションの中優勝するという
職人芸を見せてくれた人です。
その志を愛でて、現状に満足しないようにという自戒をこめつつ、付けてみました。(偉そう)
2006-04-10
スタンドアローン
さて、なんでこのブログ、「スタンドアローンなブログ」と銘打っているのか?
開始2ヶ月にして、誰も聞いてないけど書きます。
筆者は、人にあまり依存しないように心がけているのですが、そのせいか、
他人を必要としない人、と思われているらしいです。
昔、少しの間だけ付き合った子に、「なんか、一人で歩いてるのが似合うよね」
と言われたことがあり、
その時は「あ、そうなの?」くらいな感じでしたが、
その後別の女の子からも、「貴方って、一家団欒とか似合わないよね」とか
「子供連れて歩いてる姿が想像できない」とか言われたりして、
(別に悪意で言ってたんじゃないので、怒りはしませんでしたが。
つか、そもそもそんな事で怒ったりしないですが。)
人からはそう見えるのか、と思った次第でございます。
あ、外観はまぁ普通なので、そっちの視点じゃない・・・はず。
まぁ、そんな感じなので、そもそもそういう、人に甘えたりする才能がないんだろうかな、と。
あまり信頼しすぎても、お互いいいこと無いし、ね。
とは言え、別に人里離れた所で生活してる訳ではないので、普通に友達はいるし、
一緒に遊んだりする子もいるけど、基本は自立な方向で。
で、ここはそういう人が書いています。
筆者は基本的にヘンな人なので、普通の日記のつもりで読むと損しますよ。
何を損するかは知りませんが。
開始2ヶ月にして、誰も聞いてないけど書きます。
筆者は、人にあまり依存しないように心がけているのですが、そのせいか、
他人を必要としない人、と思われているらしいです。
昔、少しの間だけ付き合った子に、「なんか、一人で歩いてるのが似合うよね」
と言われたことがあり、
その時は「あ、そうなの?」くらいな感じでしたが、
その後別の女の子からも、「貴方って、一家団欒とか似合わないよね」とか
「子供連れて歩いてる姿が想像できない」とか言われたりして、
(別に悪意で言ってたんじゃないので、怒りはしませんでしたが。
つか、そもそもそんな事で怒ったりしないですが。)
人からはそう見えるのか、と思った次第でございます。
あ、外観はまぁ普通なので、そっちの視点じゃない・・・はず。
まぁ、そんな感じなので、そもそもそういう、人に甘えたりする才能がないんだろうかな、と。
あまり信頼しすぎても、お互いいいこと無いし、ね。
とは言え、別に人里離れた所で生活してる訳ではないので、普通に友達はいるし、
一緒に遊んだりする子もいるけど、基本は自立な方向で。
で、ここはそういう人が書いています。
筆者は基本的にヘンな人なので、普通の日記のつもりで読むと損しますよ。
何を損するかは知りませんが。
2006-04-10
ヴァレンティーノ・ロッシといえば
MOTO-GP第2戦・カタールGPで、ヴァレンティーノ・ロッシが今季初優勝しました。
つか、したそうです。そう、G+は観られるんですが、仕事してて
放送時間に家にいませんでした。第1戦・スペインGPの時もなので、
今シーズンはまだ一度もTV放送を観てないのでございます。(涙)
さて、そのロッシさん、昔すぐ間近で会った事ありました。
01年の鈴鹿での日本GPを見にいった時、土日とも日帰りで行ったのですが、
土曜日の予選が終わって後、ちょっとバイク用の部品を買いに
サーキット近くの某南海部品に行き、さぁ帰ろうかな、と思った時のこと。
サーキット側から二人の外国人が何やら話しながらやってくるのが見えたかと思ったら、
ロッシさんと彼のチームのメカニックのお兄さんでした。
思わず「ハイ、バレ!」と言って手を上げたら、彼もにこやかに手を上げて挨拶してくれまして、
私らが乗ったバイク(TRXと一緒にいた友達のNS400)見て
指差しながら、Wao!とか言ってました。
翌日、ホンダのGP通算500勝目を上げたロッシを観客席から見ながら、
あの時ペン持ってればサイン貰ったんだけどなぁ。惜しいことをした、と思ってました。
今となってはロッシも気軽に出かけたりしないだろうし、
何と言ってももてぎは遠くて行く気がしないしなぁ。
(ついでに言うと、コースレイアウトがダメすぎて嫌)
もう鈴鹿での国際格式のレースは8耐だけでしょうか。せめてWSBくらいやってほしいな。
つか、したそうです。そう、G+は観られるんですが、仕事してて
放送時間に家にいませんでした。第1戦・スペインGPの時もなので、
今シーズンはまだ一度もTV放送を観てないのでございます。(涙)
さて、そのロッシさん、昔すぐ間近で会った事ありました。
01年の鈴鹿での日本GPを見にいった時、土日とも日帰りで行ったのですが、
土曜日の予選が終わって後、ちょっとバイク用の部品を買いに
サーキット近くの某南海部品に行き、さぁ帰ろうかな、と思った時のこと。
サーキット側から二人の外国人が何やら話しながらやってくるのが見えたかと思ったら、
ロッシさんと彼のチームのメカニックのお兄さんでした。
思わず「ハイ、バレ!」と言って手を上げたら、彼もにこやかに手を上げて挨拶してくれまして、
私らが乗ったバイク(TRXと一緒にいた友達のNS400)見て
指差しながら、Wao!とか言ってました。
翌日、ホンダのGP通算500勝目を上げたロッシを観客席から見ながら、
あの時ペン持ってればサイン貰ったんだけどなぁ。惜しいことをした、と思ってました。
今となってはロッシも気軽に出かけたりしないだろうし、
何と言ってももてぎは遠くて行く気がしないしなぁ。
(ついでに言うと、コースレイアウトがダメすぎて嫌)
もう鈴鹿での国際格式のレースは8耐だけでしょうか。せめてWSBくらいやってほしいな。
2006-04-08
お手軽人生相談所
最近、知り合いの女性から自分がリスカ症候群で離人症気味だと
申告されてしまいまして、
急遽俄か相談員になっておりました。
ちゃんと心療内科に通院してるそうなので、素人療法をやらずに済むので安心したのですが。
個人的な考えでは、リスカは中途半端に止めさせると、別の手段で
自傷行為をする可能性が高くなるので、
止めろ、とは言いませんが、自己を肯定するようなことを考えてもらうように、
自分の確認をするなら、痛みではなく気分が良くなることでするように、
ヒマなときにでも散歩に行って、日の光でも浴びなさい、と
メールのお返事出しましたが、
さて、いかがなものか。
まぁ、子供をネグレクトするようなことはしない、と言っていたので、それだけは安心していますが。
というか、「少なくとも、子供にとって必要な人だし、そこにいなくては困るんだよ」
と書いて送ったのですが、どうあるかなぁ。
来週にでも直接お話する予定。
と言いつつ、明日もプリミティブに休日出勤。
これの相談には誰も乗ってくれない・・・。
つーか終わらなければ日曜も出勤だよオイ。
申告されてしまいまして、
急遽俄か相談員になっておりました。
ちゃんと心療内科に通院してるそうなので、素人療法をやらずに済むので安心したのですが。
個人的な考えでは、リスカは中途半端に止めさせると、別の手段で
自傷行為をする可能性が高くなるので、
止めろ、とは言いませんが、自己を肯定するようなことを考えてもらうように、
自分の確認をするなら、痛みではなく気分が良くなることでするように、
ヒマなときにでも散歩に行って、日の光でも浴びなさい、と
メールのお返事出しましたが、
さて、いかがなものか。
まぁ、子供をネグレクトするようなことはしない、と言っていたので、それだけは安心していますが。
というか、「少なくとも、子供にとって必要な人だし、そこにいなくては困るんだよ」
と書いて送ったのですが、どうあるかなぁ。
来週にでも直接お話する予定。
と言いつつ、明日もプリミティブに休日出勤。
これの相談には誰も乗ってくれない・・・。
つーか終わらなければ日曜も出勤だよオイ。
2006-04-06
ドゥチュイムニィ
訪問してくださった方の中に、沖縄在住の方がいらしたようなので、
沖縄について。
ここ数年の間、何度か行きました。沖縄。
牧志でレンタルバイク借りて、
58号線を北に向かって走ったり、
南に回って斎場御嶽で神妙になったり、
海辺の茶屋でひねもすボーッとしてたり、
(元ボ・ガンボスのどんと+ZELDAの小嶋さちほ夫妻も昔近くに住んでたんですね)
大粒の雨に打たれて走ったり(雨合羽は勿論着てますよ)、
今帰仁城の猫と戯れたり、
山原の中で(孤立した兵士のように)一人佇んでいたり、
Yナンバー(米軍関係者)の車に乗るお姉ちゃんに手を振りながら走ったり、
(ヘルメット被ってるので、こちらの顔は見えません。為念)
58号線を横切って嘉手納に着陸するF-16に驚いたり、
残波岬の強風に吹かれたり、
牧志の市場近くのカフェでゆんたくしてたり、(帰りに土産まで貰いました。ありがとう)
国際通りでは、修学旅行とおぼしき高校生にパチンコ屋の場所訊かれたり、(教えたけど)
パレットくもじの前で信号待ちしてると、観光客のおじさんに
「あの建物は何?」と訊かれたり、(それは県庁です)
店の人に「内地の人だったんですか?」と言われたり、(喋らなければ分からなかったそうな。まぁ南方系な顔だし)
楽しいことがたくさんあって、親しくなった多くの人から、「また来てね」と言われたりして、
また行きたいな、とも思っているのですが、
正直、一つのことで、迷ってます。
いつか理由が聞けたらな、と思いますが、多分このままで終わりなのかな、とも思います。
簡単に書けば、自分は友達だと思ってたけど、相手はそうじゃなかった、ということなんですが。
PCがあっても、携帯があっても、交通機関があっても、
人と人の間ってのは、時として本州と沖縄の距離以上に隔絶されるものなんだという、単純だけど、厳正な事実がそこに横たわっているだけで。
*米軍ネタとか基地問題ネタとか期待した方へ
そのうち書きます。正直、(知り合いのところ含めて)あちこちのサイト見てると、
スジの悪い議論していて、また別の意味でドゥチュイムニィ(ため息)なのですが。
沖縄について。
ここ数年の間、何度か行きました。沖縄。
牧志でレンタルバイク借りて、
58号線を北に向かって走ったり、
南に回って斎場御嶽で神妙になったり、
海辺の茶屋でひねもすボーッとしてたり、
(元ボ・ガンボスのどんと+ZELDAの小嶋さちほ夫妻も昔近くに住んでたんですね)
大粒の雨に打たれて走ったり(雨合羽は勿論着てますよ)、
今帰仁城の猫と戯れたり、
山原の中で(孤立した兵士のように)一人佇んでいたり、
Yナンバー(米軍関係者)の車に乗るお姉ちゃんに手を振りながら走ったり、
(ヘルメット被ってるので、こちらの顔は見えません。為念)
58号線を横切って嘉手納に着陸するF-16に驚いたり、
残波岬の強風に吹かれたり、
牧志の市場近くのカフェでゆんたくしてたり、(帰りに土産まで貰いました。ありがとう)
国際通りでは、修学旅行とおぼしき高校生にパチンコ屋の場所訊かれたり、(教えたけど)
パレットくもじの前で信号待ちしてると、観光客のおじさんに
「あの建物は何?」と訊かれたり、(それは県庁です)
店の人に「内地の人だったんですか?」と言われたり、(喋らなければ分からなかったそうな。まぁ南方系な顔だし)
楽しいことがたくさんあって、親しくなった多くの人から、「また来てね」と言われたりして、
また行きたいな、とも思っているのですが、
正直、一つのことで、迷ってます。
いつか理由が聞けたらな、と思いますが、多分このままで終わりなのかな、とも思います。
簡単に書けば、自分は友達だと思ってたけど、相手はそうじゃなかった、ということなんですが。
PCがあっても、携帯があっても、交通機関があっても、
人と人の間ってのは、時として本州と沖縄の距離以上に隔絶されるものなんだという、単純だけど、厳正な事実がそこに横たわっているだけで。
*米軍ネタとか基地問題ネタとか期待した方へ
そのうち書きます。正直、(知り合いのところ含めて)あちこちのサイト見てると、
スジの悪い議論していて、また別の意味でドゥチュイムニィ(ため息)なのですが。
2006-04-05
来し方行く末
花見、という訳ではないのですが、ちょっと昔の話。
その年の3月末に祖母が亡くなり、葬儀を終えて夜、実家に帰ってきた時のこと。
実家の近くには観光名所ではないですが、川の堤防沿いに桜並木があり、
ちょうど桜が咲き誇っている頃でした。
何となく家にいるのも居心地悪く感じたので、少し家の周りを散歩することにしてブラブラと出かけました。
で、その桜並木の下を歩きながら、幼い頃の自分を可愛がってくれた祖母を思い出しつつ、ふと寂しさを感じていた時、
友人からの携帯が鳴りました。
それは、彼の子の誕生を報告する電話でした。
「おめでとう。名前はもう決めた?」
「うん、こんな時期だから、『桜』と付けることにしたよ。」
「ああ、いい名前だと思うよ。」
その後少しだけ話をして電話を切り、また歩き出しましたが、同じ時に去っていった命と
生まれてきた命、月に照らされていた毎年同じように咲く桜、
ついでにその数週前に別れてしまった彼女のことを思い出し、
色んな感情が交差して、自らの来し方行く末と、自分がいなくなっても多分
続いていくであろう世界をふと思い、
知らず知らずのうちに涙を流しながら歩いていきました。
今年もその桜は咲き、多くの人が色々な思いで見ていることであろうし、
自分も色々な場所で色々な桜が咲くのを見るでしょうけど、
あの時の桜ほど美しいものは無かったな、と思うし、
あの時の桜にはとても感謝しています。ありがとう。
その年の3月末に祖母が亡くなり、葬儀を終えて夜、実家に帰ってきた時のこと。
実家の近くには観光名所ではないですが、川の堤防沿いに桜並木があり、
ちょうど桜が咲き誇っている頃でした。
何となく家にいるのも居心地悪く感じたので、少し家の周りを散歩することにしてブラブラと出かけました。
で、その桜並木の下を歩きながら、幼い頃の自分を可愛がってくれた祖母を思い出しつつ、ふと寂しさを感じていた時、
友人からの携帯が鳴りました。
それは、彼の子の誕生を報告する電話でした。
「おめでとう。名前はもう決めた?」
「うん、こんな時期だから、『桜』と付けることにしたよ。」
「ああ、いい名前だと思うよ。」
その後少しだけ話をして電話を切り、また歩き出しましたが、同じ時に去っていった命と
生まれてきた命、月に照らされていた毎年同じように咲く桜、
ついでにその数週前に別れてしまった彼女のことを思い出し、
色んな感情が交差して、自らの来し方行く末と、自分がいなくなっても多分
続いていくであろう世界をふと思い、
知らず知らずのうちに涙を流しながら歩いていきました。
今年もその桜は咲き、多くの人が色々な思いで見ていることであろうし、
自分も色々な場所で色々な桜が咲くのを見るでしょうけど、
あの時の桜ほど美しいものは無かったな、と思うし、
あの時の桜にはとても感謝しています。ありがとう。
2006-04-05
忙しいくせに本は読む。
http://j-books.shueisha.co.jp/turkey/
「とるこ日記」
3人の作家のゆるーい旅日記。トルコ好きなので何となく買ってみた。
それぞれの作家のファンには良いんじゃないでしょうか。
文中で乙一氏が、イスタンブール大の立派さを出身校と比較していたけど、
豊橋技術科学大学(日本で2つしかない”技科大”なんだけど)と比べるのはそもそも間違いだと思うなぁ。
周辺はキャベツ畑と牛小屋だし。あ、太平洋が近くて風光明媚ですよ。
最近海岸はブラジル系の方が多くて、異国情緒も満喫できるし。
イスタンブールと言えば、一人で普通のオフィス街をトボトボ歩いてたら、
信号待ちの時に隣に立っていた普通のトルコ人のビジネスマンと
おぼしき人に突然イスタンブールの交通問題について熱く語られた時は驚いたことが。
後、バザール横の問屋街で食べたケバブとおまけでくれたデザートが矢鱈美味かったこととか。
また行きたい。多分また一人で。
「現在官僚系もふ」4巻。
10年ほど前に「林太郎の恋」という通産(当時)官僚を主人公にした漫画が
あったけど、それ以来かな。この手のは。
現実はもっと色々考えているんだけど、まぁ簡便に説明するには
こんなもんなのかな。
「闇金ウシジマくん」4巻。
「ゲイくん」編が侘しくて良いです。
最近ボチボチ売れてる本に「他人を見下す若者達」ってのがあるんですが、
所謂「ワカモノ」のオレ様感を知るにはこれが最適なような気がする。
皆どこかで鬱屈してるのよ。
「ツレがうつになりまして」
夫が鬱になって闘病する様子をゆるく綴った日記風本。
最近「ダ・ヴィンチ」関連でこの手のライトエッセイ漫画が多いけど、
これは幻冬社。
まぁ、この人みたいに理解者が側にいると、ちゃんと立ち直れると思うよ、と無責任に書いてみる。
呉智英「犬儒派だもの」
03年に単行本で出た時は、仕事で北海道に行った時に読んでたな。陸別は寒かった。
余談ですが、こんな人(誉め言葉)を朝のワイド番組でコメンテーターとしてシレッとした顔で登場させる名古屋のTV局はスゴイと思いました。
「とるこ日記」
3人の作家のゆるーい旅日記。トルコ好きなので何となく買ってみた。
それぞれの作家のファンには良いんじゃないでしょうか。
文中で乙一氏が、イスタンブール大の立派さを出身校と比較していたけど、
豊橋技術科学大学(日本で2つしかない”技科大”なんだけど)と比べるのはそもそも間違いだと思うなぁ。
周辺はキャベツ畑と牛小屋だし。あ、太平洋が近くて風光明媚ですよ。
最近海岸はブラジル系の方が多くて、異国情緒も満喫できるし。
イスタンブールと言えば、一人で普通のオフィス街をトボトボ歩いてたら、
信号待ちの時に隣に立っていた普通のトルコ人のビジネスマンと
おぼしき人に突然イスタンブールの交通問題について熱く語られた時は驚いたことが。
後、バザール横の問屋街で食べたケバブとおまけでくれたデザートが矢鱈美味かったこととか。
また行きたい。多分また一人で。
「現在官僚系もふ」4巻。
10年ほど前に「林太郎の恋」という通産(当時)官僚を主人公にした漫画が
あったけど、それ以来かな。この手のは。
現実はもっと色々考えているんだけど、まぁ簡便に説明するには
こんなもんなのかな。
「闇金ウシジマくん」4巻。
「ゲイくん」編が侘しくて良いです。
最近ボチボチ売れてる本に「他人を見下す若者達」ってのがあるんですが、
所謂「ワカモノ」のオレ様感を知るにはこれが最適なような気がする。
皆どこかで鬱屈してるのよ。
「ツレがうつになりまして」
夫が鬱になって闘病する様子をゆるく綴った日記風本。
最近「ダ・ヴィンチ」関連でこの手のライトエッセイ漫画が多いけど、
これは幻冬社。
まぁ、この人みたいに理解者が側にいると、ちゃんと立ち直れると思うよ、と無責任に書いてみる。
呉智英「犬儒派だもの」
03年に単行本で出た時は、仕事で北海道に行った時に読んでたな。陸別は寒かった。
余談ですが、こんな人(誉め言葉)を朝のワイド番組でコメンテーターとしてシレッとした顔で登場させる名古屋のTV局はスゴイと思いました。
2006-04-03